INTRODUCTION



いらっしゃいませ。Welcome to my website!
このサイトは、日本語による、ドイツ人バス歌手ルネ・パーペのプライベート・ファンサイトです。
サイトの了承はパーペ氏ご本人から頂いていますが、彼の所属エージェント、所属団体とは一切関係なく、管理人Naoが個人的に制作・運営しています。

 This site is an unofficial fanpage for and accepted by German bass René Pape, created and maintained by me, Nao. I am a Japanese woman and have been a big fan of Mr.Pape since I first heard him as young, energetic, and beautiful Sarastro in Die Zauberflöte at the Salzburg Festival 1991.

私が彼を知ってファンになったのは、1991年8月。
ザルツブルク音楽祭《魔笛》のTV中継で、ザルツブルク史上最も若い(26歳)彼のザラストロを観て聴いたのがきっかけです。それまでの多くない視聴体験から私がこの役に抱いていた、“厳格な老賢者”のイメージをくつがえす、若くてパワフルで色気のある、圧倒的な美声のザラストロ。
一方で、佇まいの若さや勢いからは想像できないほどの、端正で洗練された発声と歌い回しに魅了され、中継を見終わる頃には名前も知らないのにすっかり虜に。(その後、エンドクレジットのキャスト表でしっかりと名前を確認したのは言うまでもありません)
以来、ずっと彼のパフォーマンスを愛し、応援し続けています。


ルネ・パーペという歌手のどこが好きなのか?と問われると、あらためて言葉にするのは難しいですが…。
「声も歌い方も、姿も雰囲気も全部!」の一言で済んでしまうか、もしくは語り始めると止まらないので(笑)
しいていくつか挙げるとすると、やはり底光りのする力強い美声(彼の声に冠せられた“Black-Diamond-Bass”という呼び名、カッコイイし確かに的を射ていると思います)、美意識が隅々まで行き渡った様式感と、生の感情が共存する歌唱スタイル、惚れぼれするほど美しいドイツ語のディクション、舞台上での存在感、そして悪役を歌っても三枚目を歌ってもなぜか漂ってしまう独特の気品と格好よさ。
でも、それだけでは彼の魅力のごく一部しか説明できないので、《好きなオペラ歌手に関する50+αの質問と回答》で思う存分語ってみました。長いですが、よろしければお読みください。


このサイトのメインコンテンツは、《MY IMPRESSION》です。
私がこれまでにディスクやテレビ・ラジオ放送、そして(一度だけ)実演で体験した彼のパフォーマンスについて、感じたことを書き綴っていくつもりですが、リストを作るとかなりの数になり、自分でもびっくりしました^^;
まだごく僅かしかUPできていませんが、今後上演されるものも含め、少しずつ上げていきます。気長にお付き合いください。


先に、彼の実演に接したのは一度だけと書いたように、
私が生の彼の歌声と舞台姿をやっと体験することができたのは、ファンになってから実に16年目のこと。
2007年10月のベルリン国立歌劇場来日公演《トリスタンとイゾルデ》のマルケ王。
彼はこれまでに何度も、ベルリン国立歌劇場やメトロポリタン・オペラのツアーで来日していますし、このご時世、時間と資金にちょっと都合がつけばヨーロッパやアメリカに飛んで実演を鑑賞することも難しくないはず…なのですが、機会が得られないまま、気がつくと16年も経ってしまっていました。
それだけに、初めて彼を生で見て聴くことができた時の感激…何か、やっと自分の気持ちがおさまるべきところにおさまった、というような不思議な感動は、たぶん一生忘れないと思います。ずっとファンでいて、本当によかった。


ライヴの彼をまだほとんど聴いていない私が、このようなサイトを作るのは気が引けますが、愛だけはもう、溢れるほどあるので(笑)逆に、実演を聴きに行きたくても行けなかった年月が長かったからこそ、積もった想いがおさまりかねて、文字化して表現しておきたくなった…とも言えますし、ね。
そんなわけで、主観丸出しで語っているだけの拙い内容ですが、楽しんでいただければ、そしてルネ・パーペという歌手にさらに興味を持っていただければ、とても嬉しいです。


出会いから、今年でもう18年。
彼の歌声とともに過ごしてきたこの年月は、長いようで短いようで…16歳の女の子が30代の大人(でも中身はあまり成長していないような気が^^;)になったわけですから、やはり長いことには違いありませんが、現在の彼はまさにバス歌手として全盛期に突入した頃合い。ますます魅力的になり、歌唱表現にも深みと幅を増してきたのは…ファンも負けてはいられません(笑)


同じ時代に生まれて、彼の歌声を享受できる喜びと幸せに、心からの感謝をこめて。

                                                                                          
                                                 Nao
                                                 
2008.3.16 (2009.9.1改)


        
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